人気ブログランキング | 話題のタグを見る

MY BILDREPORT

タミヤ・エレファント

タミヤ・エレファント_e0135107_18555177.jpg

復帰第一弾は何にしようか・・・
ってか昨日発売になったばかりのタミヤ・エレファントしかないでしょう。
ザックリレポートしてみようかと。

既にタミヤがテストショット組み立て会などを催しており
大体の感じは行き渡っているようなので、同じ事ばかり書いても面白くないので
少々辛めのレポートなど・・・

先ず箱が大きいのに驚いた。
箱絵、モノクロ画像ではまずまずだったんですが、原物を見るとやや今ひとつ。
人物が良くない。模型でもそうだけど戦車は良いんだけどフィギュアが・・・ってよくあるよね。
大西画伯のが見たかった!島村英二氏、江間浩司氏、青島敏行氏ら往年のベテラン社内絵師の方々は
もう定年退職しちゃったのかな?

どうしても先行しているDMLとの比較になるのはしかたのないところ。
タミヤ製エレははそこそこパーツ一体化を計って「組みやすい」模型によりシフトしている感。
箱を開けてすぐに完成しそう、と思わせるのは悪くない。
履帯も48でお馴染みの1部連結式インジェクションだけでベルトは無しってのも評価できる。
初心者が作る模型の最大のネックはベルト式履帯の再現のまずさだと思う。
履帯が浮き上がった戦車程格好悪い物はない。

プロポーションなどは組み上がりを見ないとまだ判らないが問題はないだろう。
だけど・・・
大昔、88砲を開けた時のあのオマケと言うか、ツェンダップがなんとも嬉しかった記憶が。
一寸そういった遊び心があったらなぁ、と。

あと、インプレとは関係ないが、今までエレファントを発売したメーカーは何故、総生産約90輛、そこから改修された47輛の後期型からモデル化するのだろう?
クルスク線を始め、初期型の方が塗装のバリエーションが豊富で塗装したくなるような迷彩が多いのに。
後期型はまぁ、コーティングが楽しめる(苦しめる?)位、個人的に塗装も今一つパっとしない。

さて、以下は少し気になった個々の個所を・・・

見本市のレポートで押し出しピンが無い?と話題になって、個人的に一番興味があった履帯。
実際はピンはありました・・・
しかも、やはり表側に。まぁ、見本市で見た人が気がつかなかった?位に薄く目立たないですが。
以下は当方が所有する各社の履帯。一長一短があり個人の判断にまかせるしかない。
タミヤ、DMLはセンターガイド部の孔が無いので空ける人は厄介かも。
未所有だがモデルカステンの物は統べての面でベストかと。
タミヤ・エレファント_e0135107_0242028.jpg

by dickermax | 2012-07-21 18:55 | エレファント製作記録